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建通新聞社(神奈川)
2022/04/14

【神奈川】横須賀市の横須賀中央駅周辺6地区で再開発

 【横須賀】横須賀市では、横須賀中央駅周辺の6地区で市街地再開発事業の計画が進んでいる。このうち最も計画が具体化している若松町1丁目地区では、2022年度に再開発準備組合が本組合の設立を目指す。この他、三笠ビル地区と若松町2丁目地区では準備組合が設立されており、残る若松町1丁目北地区など3地区では協議会の段階だ。6地区ともに駅周辺の立地を生かし、商業系と住居系を基本として、まちに必要な機能の導入に向けた検討を進めていく。
 先行する3地区では、「若松町1丁目地区再開発準備組合」「若松町2丁目地区市街地再開発準備組合」「三笠ビル地区市街地再開発準備組合」がそれぞれ本組合の設立に向け動いている。
 最も計画が進んでいる「若松町1丁目地区再開発準備組合」の事業対象区域の面積は0・6f。横須賀中央駅前のプライムビルなどが立地する街区。事業協力者である戸田建設(東京都中央区)と共に、老朽化した既存建築物の建て替えを計画的に行いながら、都市型住宅などの整備促進により土地の高度利用を目指す。
 「三笠ビル地区市街地再開発準備組合」の事業対象区域は0・9f。地区の大部分を占める三笠ビルは建設後60年が経過し、にぎわいが低下している。事業協力者の選定に向けた検討を進めている。
 「若松町2丁目地区市街地再開発準備組合」は21年1月に設立された。事業対象区域は0・9fで、セントラルホテルや商業ビルが立地している。事業推進に向けた体制づくりを進めている。
 残る3地区では、「若松町1丁目北地区まちづくり協議会」「大滝町1丁目地区再開発協議会」「横須賀中央駅前地区再開発協議会」が組成されている。このうち「若松町1丁目北地区まちづくり協議会」では、アフターコロナの状況を踏まえたまちづくりの方向性を検討するべく、市に委託されたURリンケージ神奈川事務所(横浜市港北区)を通じ、権利者の意向を再把握する。 提供:建通新聞社