瑞穂市は、別府交差点改良事業と駅西会館駐車場整備事業を進めるため、2022年度内に1600平方b弱の事業用地を取得する。工事は23年度から交差点改良、24年度または25年度から駐車場整備に着手し、25年度末までに終える見通し。
事業では、主要地方道北方多度線から穂積駅南口へのアクセスポイントとなる交差点を改良する。現在、変則5叉路の交差点であることから、市道4ノ1009号線の渋滞発生や市道4ノ1001号線の道路幅員が狭いことによる交通安全上の課題を抱えている。このため交差点形状を正十字へと改良することで、穂積駅への自動車の流れを振り替え・集約し、円滑な道路交通や歩行者らの安全性などの向上につなげる。また別府交差点に隣接する駅西会館の駐車スペースなどを増設することで、施設の利便性を向上させる。
交差点改良は、市道4ノ1001号線を交差点に進入できないように車止めを設置する。また同線の交差点から東方面へ約110b地点から南方向に振り替え道路を新設し、市道4ノ1009号線とつなぐ。そのほか市道4ノ1009号線について、交差点に進入する右折車線を追加する。
交差点改良事業の設計は昭和名古屋支社(名古屋市中区)が担当した。
駐車場整備は、現在12台収容の駅西会館駐車場について、子育て支援や高齢者利用等への対応を考慮し、約600平方bで約15台の駐車場を整備する。
場所は別府地内。
提供:
建通新聞社