トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2022/04/12

【群馬】富岡市は北部運動公園東ゾーンの再整備工事


富岡市は2022年度、上黒岩地内にある北部運動公園東ゾーンの再整備工事に着手する。初弾工として5月中旬に水遊びエリア整備工事とエリアAの遊具設置工事の一部を一括して発注する方針。エリアAの残る遊具設置工事についても22年度中の発注を予定しており、時期の検討を行っているところ。当初予算で工事費2億200万円を確保した。
全体計画は富岡市民体育館(上黒岩1377−1)東側にある陸上競技場の外周にA・B・Cの各エリア、体育館南側には水遊びエリアなどを整備する。22年度に工事着手し、24年度の完了を目指す。総工費は4〜5億円を見込む。
各エリアに加えて、エリアA西側とエリアC東側にはプレハブトイレを新設。バリアフリー園路の整備も計画しており、バスケットコート南側にある駐車場からエリアA東側に新設するトイレまでの延長約70mを新設する。園路は1・2mの幅員を確保し、インターロッキング舗装を施す。
水遊びエリアはずぶぬれ水遊びゾーンとミストゾーンで構成。ずぶぬれ水遊びゾーンには不規則に水が噴出する噴水を6基設置する。設置面は洗い出し舗装を施す。ミストゾーンには利用者がボタンを押すとミストが出るゲートなどを整備する。設置面はゴムチップ舗装となる。
エリアAは乳幼児、幼児を対象にした遊具を整備。障害をもった子どもが遊べる遊具(インクルーシブ遊具)も設置する考え。
5月中旬に発注する工事で蚕をモチーフにした滑り台や繭をイメージした小山、花のデザインを取り入れたスロープ、案内板ゲートなどを整備する。このほか、ジンベエザメと海藻やトンビと雲、チョウチョと花をイメージした日よけ付きベンチを1基ずつ計3基と背もたれ付きベンチを3基の合わせて6基設置。また、レバー式水栓の手洗い場には恐竜の足型をモチーフにした荷物掛けも整備する。
エリアAで残る工事としては、複数人が乗れるボウル型シートのブランコなどを設置するほか、複合遊具やワニをモチーフとした平均台、利用案内板の整備などがあり、22年度中に発注する。
23年度以降に、エリアB・Cの工事を順次進めることとなり、エリアBには児童向け遊具を設置する。内容としては健康器具や翼竜をイメージしたパーゴラ、日よけ付きベンチ、ロープウェイなどとなる。
エリアCはユニットパーゴラや野外卓、手洗い場を設置し、休憩スペースとする。
当初予算で、北部運動公園整備を重点推進事業に位置付け。東ゾーンのほか◇テニスコート新設工事実施設計=1352万円◇多目的球技場改良工事=1318万円◇市道黒川深町線舗装補修工事=3100万円◇Yokowo陸上競技場カメラシステム整備工事=2480万円◇もみじ橋補修設計=500万円−も計画している。