トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2022/04/12

【愛知】ESR 港区で名古屋南DC2の開発を発表

 物流施設・データセンター開発を手掛けるESR(東京都港区虎ノ門4ノ1ノ17)は4月11日、港区に「ESR 名古屋南ディストリビューションセンター2」を建設すると発表した。11月上旬に着工し、2023年10月下旬に完成する予定。総投資額は約110億円。設計・施工者の選定状況は非公表としている。
 規模は鉄骨造4階建て延べ4万8753平方b。1階にトラックバースを備える他、非常用自家発電設備、ヒートポンプ式空調、大型トラック・駐車場・駐輪場などを設置する。テナントの最小区画は約1万4644平方b。1階を3区画に分け、それぞれ2〜4階の1フロアとの2層使いを想定し、最大3テナントへの分割が可能とした。
 建設地は名古屋市港区本星崎町南3998ノ9他。同地はミック(名古屋市南区)の大江機材センター跡地で、住都建設(名古屋市中区)が土地を取得後、ESRが同社と売買契約を結んだ。現在は住都建設が、6月下旬の工期で機材センターの解体を進めている。
 ESRは建設地について、近隣にインターチェンジやジャンクションが点在するため、名古屋市内だけでなく東日本・西日本への配送拠点としての立地性を評価。また、名古屋港や中部国際空港に近いことから、輸入出貨物の配送にも優れているとした。


提供:建通新聞社