千葉市は、次期最終処分場候補地選定支援業務委託の公募型プロポーザル手続きを開始した。委託期間は、契約締結日の翌日から2024年3月20日まで。最終処分場の建設候補地については、市全域を対象とし、おおむね8ha以上の敷地面積を条件に検討を進めていく。委託限度額は3297万8000円。年割額は、22年度1104万4000円、23年度2193万4000円。
業務内容は▽候補地選定手順の検討▽一次選定(法規制による除外)=建設が容易な候補地50か所程度抽出▽二次選定(地理条件による選定)=適した地形を有する候補地を10か所程度まで絞り込む▽三次選定(計画上困難な要因による除外)=計画上困難な要因を除外した候補地3か所程度まで絞り込む▽候補地の評価=評価基準に基づく評価、概略配置計画図の作成、概算施設建設事業費の算定▽学識経験者への意見聴取支援=5回程度▽報告書等の作成▽住民説明会の支援=10回程度▽協議・打ち合せ=8回程度――など。
プロポーザルの参加資格は、22年度・23年度の市の測量・コンサルタント入札参加業者資格者名簿の「土木関係建設コンサルタント業務(中分類)廃棄物」に地区区分「市内ま
たは準市内」で登録され、一般社団法人持続可能社会推進コンサルタント協会の会員であること。また、07〜21年度に国または地方公共団体が発注する最終処分場の候補地選定を支援する業務を完了した実績があることなど。
なお、外部に協力会社を置くことができるものとする。
プロポーザルにおいては、18日まで参加意向申出書の提出を求め、21日に審査結果を通知する。22〜25日に技術提案書等に係る質問書を受け付け、5月9日に回答。また、11日まで技術提案書の提出を求め、16日に技術提案書のヒアリングを実施し、19日に選定結果の公表を予定している。