愛荘町の22年度(令和4年度)下水道事業会計は、収益的支出が10億2223万9千円、資本的支出が8億3861万6千円の総額18億6084万5千円。収益的支出は昨年度当初比1833万8千円の減、資本的支出は同3326万円の減となり、総額で5159万8千円(2・7%)の減となっている。
主な業務は、収益的支出で@下水道施設を安定して使用できるよう通常維持管理を行なう管渠(維持管理)費に4260万5千円、A琵琶湖流域下水道維持管理負担金1億9200万円、B減価償却費6億0709万2千円―など。資本的支出では@管渠整備やマンホールポンプ等の設計・工事を行なう管渠築造費に2210万円、A県が行なう流域下水道事業負担金4854万1千円、B下水道事業債償還元金7億6747万5千円―などを計上している。
詳細は次の通り。
【収益的支出】
◎管渠(維持管理)費
▽管渠調査業務委託料=2310万円(旧愛知川地区L5000b、旧秦荘地区L5000b)
▽水質調査業務委託料=198万円(流域接続点12ヵ所、特定事業場11ヵ所)
▽マンホールポンプ保守点検業務委託料=428万1千円(20ヵ所/年2回)
▽修繕費=878万円(施設修繕料20万円、下水道修繕工事407万円、マンホールポンプ修繕工事451万円)
◎総務費
▽委託料=239万7千円(下水道台帳システム運用保守業務委託料25万2千円、下水道事業会計サポート業務委託料214万5千円)
◎流域下水道管理運営費負担金
▽琵琶湖流域下水道維持管理負担金=1億9200万円
【資本的支出】
◎建設改良費
▽管渠築造費(工事費)=2210万円(愛知川東1号マンホールポンプ場電気設備更新工事、愛知川南1号マンホールポンプ場電気設備更新工事、舗装修繕工事、公共汚水桝設置工事)
▽琵琶湖流域下水道事業建設負担金=4854万1千円
提供:滋賀産業新聞