「若者住宅」建設は設計施工一体で発注
22年度の予算化は今後臨時か6月議会で
小川村は、第6次小川村振興計画に基づく2022年度から24年度を計画年度とする3カ年実施計画をまとめた。汚泥脱水機設置工事や若者住宅の建設、びっくらんど小川体育館の非構造部材の耐震化、高齢者住宅施設改修などは2022年度から実施する計画だが、村長選を控えていたため、22年度の当初予算には未計上となっている。予算付けの時期は未定。
注目の若者住宅の建設は、22年度の単年度で大久保地籍に若者定住住宅を3戸、若者単身向け集合住宅1戸を整備する。想定規模は木造2階建て。延床規模はいずれも現在検討中。発注方式は設計・施工一体型を見込み、臨時議会もしくは6月定例議会で予算計上する方針。事業費は1億1500万円。
汚泥脱水機の設置は、従来の移動式脱水機が更新期を迎えたため、新たに固定式の脱水機1台に切り替えるもの。設置場所は夏和浄化センター(高府)。22年度の当初予算には単年度事業として8000万円を充当している。
びっくらんど関係では、小川体育館の非構造部材耐震化を23年度に6500万円を充て実施。個別施設計画に予定したびっくらんどアリーナの天井改修とプール内の照明LED化などは実施時期を22年度から23年度以降に見送る。
そのほか、高齢者住宅施設改修(給湯設備交換工事など)や、福祉企業センターの改修などを計画した。
提供:新建新聞社