徳島県は、建設工事請負業者選定要綱に基づき、競争参加資格を認めた県内企業1302社の「2022年度県内企業格付一覧表(業種別)」を公表した。本年度の格付けから土木一式工事に限り、工事成績加算率に国土交通省四国地方整備局の発注工事を加えた。入札参加資格業者の総数は、前年度の1296社から6社増加。土木一式の業者数は1001社(5社増)、建築一式の業者数は481社(7社増)となっている。
今回から土木一式工事で四国地方整備局発注(空港・港湾と営繕関係は除く)の、徳島県内で施工された一般土木工事とプレストレストコンクリート工事が工事成績加算率の計算式に加えた。
格付けは、各業者の格付点数以外に、技術者要件、完工高要件など、工種ごとに各等級の要件があるため、格付点数が高くても要件を満たさない場合、より下位の等級となる。土木一式と建築一式は、格付点数の高い順に上位30社を特A等級としている(表参照)。
土木一式は31位から224位までがA等級、226位(224位が2社いるため)から464位までがB等級、465位から711位までがC等級、712位から1001位までがD等級。
建築一式は31位から80位までがA等級、81位から146位までをB等級、147位から481位までをC等級とした。
22年度県内企業格付一覧を見ると、格付点数による順位は、土木・建築とも21年度に続き姫野組が1位。特A級には土木一式で湯浅土建(阿南市)、南建設(つるぎ町)、東和(那賀町)が昇格、建築一式には兼子建設(松茂町)、司工務店(徳島市)が昇格した。
提供:建通新聞社