福井市企業局は2022年度、原目配水池の更新にあたり、官民連携導入可能性調査を実施する方針だ。民間活力を導入することが妥当かどうかを検討し、最適な整備手法を探るのが狙い。
原目配水池(RCフラットスラブ構造、直接基礎、5000立方メートル×2池)は原目山の山頂に位置。九頭竜浄水場から受水した浄水を福井市中心部へ給水している。
新たな配水池の有効容量としては、1万5000立方メートルを想定。21年度には「新原目配水池設計業務委託」として、災害発生時のリスクなどを考慮し、既存配水池の片池を残しつつ、更新工事を進める方法などを検討していた。業務はエフウォーターマネジメントが担当した。