市川市は行徳公会堂の天井改修について、2023年度内の工事発注を計画している。特定天井に該当する天井等を建築基準法施行令に適合させるとともに、利用者・施設管理者の安全性・利便性を高める各種改修を行う。6日には「行徳公会堂天井等改修設計業務委託」の一般競争入札を公告した。入札書を15〜18日に受け付け、19日に開札する。委託期間は23年5月8日まで。委託料については、当初予算に3000万円を計上している。
公会堂は、末広1―1―9に所在。市立第七中学校・給食室・保育園・ケアハウス・デイサービスセンターで構成する「市川七中行徳ふれあい施設」の一部となっている。敷地面積は約2万3526・42u。
ふれあい施設は、SRC造地下1階地上6階建て、建築面積7676・42u、延べ床面積2万3706・015u。
公会堂は、ホール約3077u・収容人員647人、控え室4室約62・21u、大会議室約226・49u。
計画する工事は、ホール特定天井・内装改修、エントランスホール天井・内装改修、会議室リニューアル、舞台機構装置改修、外部改修、トイレ・事務室改修など。複合施設であるため、他の用途への影響を最小限にするよう求めている。
設計業務の内容は、基本設計、実施設計、積算、構造計算、音響調査、アスベスト含有調査、外壁劣化調査など。
入札参加資格要件は、入札参加業者適格者名簿に建築関係建設コンサルタントで登載され、一級建築士の資格を持つ管理技術者および照査技術者を配置でき、500以上の客席を有する劇場・コンサートホール等の新築または改修設計業務を元請けとして完了した実績を有することなど。