22年度の県内市町村道整備に補助と交付金46億4900万円が投入される。前年に比べて9400万円あまり多い2・1%増。米子駅周辺には12億7400万円を配分して重点投資する。
国交省の予算配分を受け、県土整備部が4日までに県内19市町村に振り分けた。内訳は補助が20億7300万円、交付金が25億7600万円。
補助は創設された「通学路緊急対策」に5億5800万円、橋梁やトンネル、道路付属物修繕の「道路メンテナンス」には15億1400万円を配分した。
交付金の主な事業は、米子市の南北自由通路と米子駅目久美町線(駅南広場)に12億7400万円を投入。鳥取市では南岸線がようやく完成に向かうほか、弥生橋通りは電線類地中化を継続する。倉吉市は和田東町井手畑線の冠水対策に3500万円、八頭町は新道線と八東川改修に伴う大隼線の機能強化に4300万円。
また、琴浦町は釛上野線の橋梁耐震補強に1億円、大山町は中山インター線に4400万円を充てる。
各市町村の配分額は次の通り。
▼鳥取市6億5400万円(南岸線、弥生橋通りなど)▼米子市15億7600万円(南北自由通路など)▼倉吉市3億2100万円(和田東町井手畑線など)▼境港市6700万円▼岩美町1億4300万円▼若桜町3700万円▼智頭町2億7000万円▼八頭町2億2900万円(新道線など)▼三朝町500万円▼湯梨浜町8300万円▼琴浦町2億6400万円(釛上野線など)▼北栄町2億4800万円▼日吉津村1900万円▼大山町1億8100万円▼南部町1億3000万円▼伯耆町1億7200万円▼日南町1億2900万円▼日野町5000万円▼江府町6100万円
日刊建設工業新聞