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　新潟市は、南区獺ケ通地内「主要地方道新潟中央環状線（信濃川渡河工区）Ｐ７橋脚工事」について、第１四半期に一般競争で公告する構え。６月議会での工事請負承認を目指しており、早ければ４月に入札公告される見通しだ。
　工事概要は橋脚工Ｎ＝１基、法覆護岸工　Ａ＝６９７平方メートル、根固め工Ａ＝５６０平方メートル、仮橋工一式。工期に２４カ月間を見込んでいる。
　主要地方道新潟中央環状線は、北区にある新潟東港を起点とし、江南区・南区・西区・西蒲区までを環状に結び、本市の多核連携型の都市構造を支える重要な幹線道路で、緊急輸送道路（第二次）にも指定されている。２０１４年度から事業着手している信濃川渡河工区は江南区花ノ牧地内から南区獺ケ通地内のＬ＝６００メートル区間を対象とし、計画幅員が１２メートル（２車線）（歩道２・５メートル＋路肩１・５メートル＋車道３・２５メートル×２＋路肩１・５メートル）。災害時における円滑な交通を確保し、緊急輸送、安全な避難路、代替性の確保など、迅速な復旧・復興を支える幹線道路網が強化され、本市の防災機能が向上される。
　なお、今年度当初予算には債務負担行為「主要地方道新潟中央環状線（信濃川渡河工区）橋りょう整備事業（令和４年度）」として、限度額４億円（期間は２３―２４年度）を設定している。