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　鯖江市は、「市公共施設等総合管理計画」および「市公共施設個別施設計画」を改定し、このほど公表した。ともに２０２２〜３１年度の１０年間が対象。
　このうち「市公共施設個別施設計画」では、施設の状態を踏まえ、棟別・部位別に修繕費、更新費等を試算した結果、今後１０年間に約８８億６０００万円（年平均８億９０００万円）が必要と見込まれるとしている。
　各施設別では、市庁舎について屋上防水の早期の改修や、本館、別館の空調更新、ＬＥＤ化を検討する。
　また、健康福祉センターでは大空間天井やエレベーターの耐震対策、屋上防水や外壁タイルの改修を検討。文化の館については、設備機器や外壁の劣化が進んでいるため、計画的な長寿命化を検討するとしている。
　このほか、保育所の空調設備入替えや公民館の計画的な改修、スポーツ施設の非構造部材耐震化、照明ＬＥＤ化等に取り組む方針。