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安中市は安中２丁目地内の下水道管の敷設替え工事について、６月までの一般競争入札公告に向け準備を進めている。延長２５０ｍの推進工事と延長２２０ｍの開削工事の計４７０ｍを一括して発注する。推進工事は６カ所に立坑を設置して行う。工事期間は７カ月を想定している。詳細設計は２０２１年度に冨永調査事務所（高崎市）が手掛けた。
下水道管は安中市役所東側を南北に通る都市計画道路３・６・10南北中央幹線の東側に設置されている歩道部をメインに敷設する。南北中央幹線は西毛広域幹線道路安中富岡工区の一部となる。
推進工事は扇亭（安中１−２４２３−２）付近から安中高校入口交差点内までの２５０ｍ区間を対象にφ３５０�oの管を敷設する。
扇亭付近に設ける発進立坑はφ２０００�o、掘削深約４ｍの鋼製ケーシングで築造。発進立坑から西へ向かった南北中央幹線車道部にφ２０００�o、掘削深約４ｍの到達立坑をライナープレートで設ける。発進立坑から到達立坑までを結ぶ区間にはＶＭ管（推進用ビニル管）をスピーダーパス工法で敷設する。
発進立坑から南下した位置に設ける両発進立坑はφ２０００�o、掘削深約４・６ｍの鋼製ケーシングで築造。発進立坑と両発進立坑を結ぶ区間はスピーダーパス工法でＶＭ管を敷設する。
両発進立坑から、さらに南下した位置には両到達立坑をφ２０００�o、掘削深約５・３ｍの鋼製ケーシングで設置。両到達立坑から両発進立坑まではＶＭ管をスピーダーパス工法で敷設する。
両到達立坑の南側に設ける２坑目の両発進立坑はφ２５００�o、掘削深約５・９ｍの鋼製ケーシングで築造。両到達立坑と２坑目の両発進立坑を結ぶ区間はアイアンモール工法でコンクリートヒューム管を敷設する。
２坑目の両発進立坑の南側に位置する安中高校入口交差点内に設ける２坑目の到達立坑はφ２０００�o、掘削深約５・７ｍのライナープレートで築造する。アイアンモール工法を採用。コンクリートヒューム管を敷設する。
扇亭から南下した位置にある、しののめ信用金庫安中支店（安中２−２−39）駐車場付近までの２２０ｍ区間は、推進工事で敷設する管よりも浅い位置にφ２００�oのＶＵ管（塩化ビニル管）を開削工で敷設する。ＶＵ管は宅内の取り付け管として整備を行う。