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建通新聞社四国
2022/04/04

【愛媛】前田建設など 大洲市でバイオマス発電事業

 前田建設工業(東京都千代田区)と石油資源開発(JAPEX、東京都千代田区)、四電ビジネス(高松市)、新光電装(香川県丸亀市)の4社は、大洲市で「木質バイオマス発電事業」を共同実施する。大洲バイオマス発電(東京都千代田区富士見2ノ10ノ2)が事業主体となって6月に着工し、2024年8月の営業運転開始を目指す。
 大洲市長浜地区の工業団地内約2・6fの敷地に出力約5万`hのバイオマス発電所を建設し売電する。海外から輸入した木質ペレットを燃料として発電する。再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)を利用し、年間約3・5億kWhの発電を見込んでおり、発電する電気の全量を四国電力送配電へ売電する。大洲バイオマス発電への出資比率は前田建設工業約54%、JAPEX約35%、四電ビジネス約8%、新光電装約3%。
 建設地は大洲市長浜町晴海3ノ3。3月24日の共同発表で事業主体と参画各社は「地域住民の理解・支援を求めながら、カーボンニュートラル社会の実現に向け、環境負荷の低い再生可能エネルギー由来の電力の普及拡大と地域経済の発展へ寄与していく」とコメントした。
提供:建通新聞社