建通新聞社(中部)
2022/04/04
【愛知】三菱地所 栄角地再開発で設置届 7月着工
三菱地所(東京都千代田区大手町1ノ1ノ1)は、栄角地の再開発に先立ち、「錦3丁目25番街区計画(仮称)」として名古屋市に標識設置届を提出した。7月上旬の着工、2026年3月下旬の竣工を予定する。設計は竹中工務店一級建築士事務所(名古屋市中区)が担当。施工者は未定としている。
建物の規模は鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄筋コンクリート造地下4階地上41階建て延べ10万9679平方b。高さは211b。駐車場は155台収容。
これまでに発表した計画では、店舗面積は1万1775平方b。小売店舗以外の併用施設として、ホテルに2万2648平方b、事務所に3万6592平方b、映画館に6268平方bを充てる。
ホテル部分は、5ツ星ラグジュアリーホテルが入居する見通し。このホテルについては、愛知県と名古屋市の高級ホテル立地促進補助金の補助事業に認定されており、計画では客室数を166室(うちスイートルーム33室)としている。
建設地は中区栄3ノ2501ノ1他。現在、同地にあった旧SMBCパーク栄の解体を竹中工務店名古屋支店(名古屋市中区)の施工で進めている。
再開発の事業者は三菱地所の他、パルコ、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社。
提供:建通新聞社