岡山市は、早ければ年内に新庁舎建築工事を発注する。2022年度末に着工し、26年度の供用開始を予定している。工事費は281億円を見込んでいる。
21年度末にまとめた実施設計によると、現庁舎敷地と現大供公園・鹿田町駐車場間の市道を廃止した跡地を一体的に活用して新庁舎を整備する。規模は鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造(中間免震+制震構造)地下2階地上17階建て(中2階含)延べ5万6318平方b。地下駐車場124台、搬入用駐車場26台、駐輪場122台を配置する。基本・実施設計業務は山下設計・丸川建築設計事務所JVが担当。
新庁舎の供用開始後に現本庁舎解体工事と、庁舎前広場や庁舎敷地北側に移転する新大供公園などの周辺整備事業に着手する。26年度に設計、27〜30年度の工期で整備を進める。本庁舎解体工事に伴う設計は綜企画設計(岡山市北区)が担当している。
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提供:建通新聞社」