建設新聞社
2022/04/01
【東北・宮城】伊藤忠Gと契約締結/柴田町の官民連携総合体育館整備事業
柴田町は、官民連携事業による総合体育館の整備事業について、公募型プロポーザルで選定した伊藤忠商事グループと3月30日に包括事業契約を締結した。契約金額は40億6330万1000円(税込み)。
代表企業となる伊藤忠商事はプロジェクトマネジメントなどを担う。構成企業は▽INA新建築研究所(設計)▽西松建設(建設)▽NTT・TCリース(建物保有)▽オーエンス(維持管理)▽フクシ・エンタープライズ(運営、プロジェクトマネジメント含む)―。事業方式は町が賃料を支払い使用する建物賃貸借方式を採用。運営は同グループが行い、官民連携として公共サービスを提供する。事業期間は2022年度から41年度までの20年間となる。
建設場所は柴田町船岡上大原地内で県道白石柴田線沿いの約3f。伊藤忠商事グループの提案では、バスケットコート2面分の広さを確保した延べ3936平方bとし、防災機能(避難所など)の確保などを行う。
今後、22年度に企画および実施設計を行い、23年度から建設工事に着手。24年12月の供用開始を目指す。
提供:建設新聞社