大阪市は、2022年度の工事発注予定を公表、議会案件となる予定価格6億円以上の工事は42件だった。このうちWTO対象は、もと住吉市民病院跡地に整備する新病院他建設工事など8件。工事種別は土木が9件、建築が19件、電気が2件、給排水衛生冷暖房が2件、鋼桁が3件、上下水道施設が6件、機械器具設置が1件。
もと住吉市民病院跡地に整備する新病院他建設工事は第4四半期に入札する。入札方式は特別簡易型総合評価落札方式。
新施設は基礎免震構造で、鉄筋コンクリート一部鉄骨造5階建て延べ約1万5700平方bの老健棟、鉄筋コンクリート造または鉄骨造3階建て延べ約3200平方bの研究棟など。建設地は住吉区東加賀屋1丁目。工期は25年12月。
関連する機械設備工事、電気設備工事もWTO案件となり、いずれも第4四半期に入札する予定だ。
この他、WTO対象となる(仮称)新中央こども相談センター建設工事は、第3四半期に入札する。入札方式は特別簡易型総合評価落札方式。
新施設は鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ約5600平方b。建設地は大阪市浪速区浪速東1丁目。工期は25年1月。
豊崎〜茶屋町幹線下水管渠築造工事は、第2四半期に入札する。
工事概要はシールド工(口径3000_、延長800b)、雨水貯留池築造工、推進工(口径1350_〜1500_、延長40b)、分水施設2カ所。工事場所は大阪市北区。工期は27年3月。
この他のWTO対象では、中浜下水処理場〜東横堀川送水管渠築造工事(その3)を第2四半期、東横堀川堤防耐震対策その他工事を第3四半期、柴島浄水場下系硫酸ばんど・かせいソーダ注入設備改良その他工事を第3四半期に入札する。
提供:建通新聞社