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　阿南市が阿南駅周辺まちづくりビジョンに基づき検討してきた「新図書館の建設」が、２０２２年度から本格的に始動する。当初予算に基本計画策定費として７１３万円を計上しており、業務委託先選定の公募型プロポーザル手続きを６月にも開始する予定。
　新図書館の建設候補地は、市民会館（富岡町北通９）跡地と、近くの商工業振興センター（富岡町今福寺34ノ４）隣接地の２カ所。
　ＪＲ阿南駅東エリアのまちづくりの核として、解体が決まっている市民会館の跡地を集合住宅と図書館の複合施設として使用する案では、当初予算に除去関連費として解体設計や焼却炉ダイオキシン調査費など１７０３万円を計上している。
　商工業振興センターの隣接地には、地域のための利便施設と子育て支援施設を複合化した施設を建設する計画。こちらも新図書館の候補地となっている。
　今秋にも基本計画策定委員会を立ち上げて審査体制を整える。策定業務の履行期間は１年程度を想定しており、新図書館の建設地を確定させる。
提供：建通新聞社