名古屋鉄道(名古屋市中村区名駅1ノ2ノ4)は、3月29日に開いた会見で東岡崎駅の北口と南口の周辺を一体的に再開発する計画を明らかにした。南口は2022年度中に着工し、23年度中の完成を目指す。北口は、27〜29年度の整備を計画している。
再開発のコンセプトは「SWING HIGAOKA」。同社は岡崎市について「世界的に類を見ない貴重なジャズレコードや雑誌が所蔵されており、ジャズの街として知られている」とし、「駅施設を起点とした躍動的なリズム(人の流れ)を作り出していく」と説明した。
すでに南口では、既存ビルを解体中。再開発施設には、周辺居住者と駅利用者向けの商業施設(鉄骨造3階建て延べ約3000平方b)を整備する。
北口は、第一種市街地再開発事業として施行する見通しで、駅利用者と来街者をターゲットとした商業機能および事務所機能を持った複合施設(鉄骨造8階建て延べ約1万3000平方b)を整備する。
提供:建通新聞社