湖北地域消防組合(長浜市平方町)は、一般会計24億5174万4000円の22年度当初予算を決定した。
対前年度当初比は、1億5455万8000円の増。消防ポンプ自動車及び指揮車の更新整備、救急救命士の養成、防火安全対策事業、消防指令システム等にかかる経費を重点とする予算編成を行った。
主なものでは、(仮称)東浅井消防署用地(長浜市湖北町小倉)、(仮称)米原消防署用地(米原市天満)、(仮称)米原出張所用地(米原市西円寺)―の公有財産購入費として3ヵ所計1億2000万円を計上し、債務負担行為では湖北地域消防組合消防署所庁舎整備事業(建築設計)として9300万円(22〜23年度)を計上。このほか、新規情報システム構築費に7085万円、災害対応特殊消防ポンプ自動車(CD―1型)更新整備(東浅井分署)、消防指揮車2台更新整備(米原消防署、東浅井分署)―を含めた備品購入費5360万円をそれぞれ計上した。
また、当初予算案とともに5954万6000円を追加する21年度一般会計補正予算案を決定。内容は、全額を消防施設整備基金へ積み立て。
提供:滋賀産業新聞