ナブテスコ(東京都千代田区平河町2ノ7ノ9)は、垂井工場の一部工場棟を建て替えると発表した。着工は7月を予定。施工者は「非公表」としているが、すでに決まっているようだ。投資額は約50億円を見込んでいる。
建て替えるのは同工場敷地南側の工場棟(鉄骨造2階建て延べ約1万8000平方b)。建て替え後の規模は、既存の建屋と同程度とする見通しだ。新工場棟には、高効率設備や太陽光パネルを設置し、環境に配慮した建物とする予定。また、震度6強の地震に耐えられる構造とし、非常用電源や避難所機能も備えることで、災害時の地域貢献も考慮した設計とする。
同社は垂井工場を油圧機器事業のマザー工場として位置付けている。建て替えの理由については「築60年が経過し老朽化したため、最新鋭の工場建屋・設備に刷新する」とした。
所在地は垂井町1414。
竣工は2025年4月を目指している。
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建通新聞社