徳島県は、整備中(一部供用)の徳島南部自動車道・徳島津田インターチェンジ(IC)のうち県が担当する「津田インター線Aランプ」で、カーブ橋部分と接続する橋梁部分の上・下部工詳細設計業務2件を四国建設コンサルタント(徳島市)に委託した。落札額は4280万円と3430万円(税抜き)で、一般競争入札(総合評価方式)により落札決定した。いずれも2023年1月22日までに設計を完了させる。
徳島津田ICで、徳島南部自動車道の南側区間本線(国土交通省で整備中)と接続するランプ。高架橋の下にカーブ橋などを通して本線と接続する。今回委託したランプの設計業務は、地域活性化ICとして県が事業を進めている。
カーブ橋(詳細設計業務第2分割)は、橋長92b、幅員7・25bの鋼2径間連続非合成箱桁橋。下部工は、A1橋台(逆T式)とP1橋脚(張出式)の2基を設計する。基礎は径1000_の鋼管杭、杭長約84・5b×9本、杭長約72・5b×9本を支持地盤層まで打設する予定。
接続橋梁(詳細設計業務第3分割)は、カーブ橋に接続する橋長約150b、幅員約11bの鋼3径間連続少数鈑桁橋。同業務で設計する下部工3基は張出式橋脚。基礎は径1000_の鋼管杭、杭長81b〜95b前後で1基当たり18本〜20本打設する予定。
施工場所は徳島市津田海岸町。
提供:建通新聞社