福井市は2022年度当初予算で、フットボールセンター整備事業として、2カ年で総額9億9700万円の継続費を設定した。23年12月の完成を目指し、工事に取り掛かる方針だ。
スポーツ公園サッカー場・ラグビー場を改修し、人工芝グラウンド、クラブハウス、ナイター照明、観客席兼シェルターを備えたフットボールセンターを整備するもの。
管理運営時に導入予定の指定管理者制度に向けたサウンディング型市場調査の募集要項(21年6月公表)の施設概要によると、人工芝グラウンドはサッカーコート2面、フットサルコート4面(サッカー大会時のアップエリア兼用)。
クラブハウスは管理室や選手控室(8室)、シャワールーム(4室)、トイレ、器具庫、大会議室(2室)で構成。
ナイター照明はサッカーコート2面分+フットサルコート4面分を整備。観覧席兼シェルターに関してはサッカーコート1面当たり2カ所の計4カ所とし、1カ所あたり約300人を収容。
継続費の年割額は、22年度が2億500万円、23年度が7億9200万円。全体計画では22年度にクラブハウス建築工事、23年度にグラウンド改修、ナイター照明設備工事としているが、発注時期など詳細は未定。
公園基本設計、建築基本設計、公園実施設計は第一コンサル、クラブハウス実施設計はえとう建築設計監理が担当。