日野町が18日に入札した日野町立義務教育学校建設工事=日野町野田=は、美保テクノス・リンクス・大松建設JVが9億5590万0000円(税込み)で落札した。予定価格は非公表。
内容は義務教育学校「日野学園」の新設を目的とした現・根雨小学校の増改築工事で、建築・機械設備・電気設備・その他附属工事の一括発注。既存校舎管理教室棟(鉄筋コンクリート造3階建て2063・77平方b)・多目的教室棟(鉄筋コンクリート2階建て673・23平方b)の改修と、教室棟(鉄筋コンクリート造3階建て1296・25平方b)・昇降口棟(鉄筋コンクリート造2階建て808・86平方b)の増築を予定している。入札には同JVのほかに、大協組・金田工務店・岩崎組JV、平田組・フィディア・津田建築JVの2者が参加した。
町は同日に仮契約を締結。25日まで開会中の3月定例町議会で工事請負承認を得てから本契約を締結し、工事に着手する。工期は2023年2月28日まで、23年度4月の開校を予定している。設計・監理業務は桑本建築設計事務所が担当する。
日刊建設工業新聞