2021年度における、2級建築士の免許証明書交付式が16日、福井市宝永3丁目の県国際交流会館で開催された。
主催は、昨年度までは県だったが、今回の21年度からは県建築士会(横山義博会長)が指定登録機関となったため、士会が主催を担い、初めての開催となった。
横山会長が冒頭挨拶。若い建築士の誕生を、心から祝福し、社会的な重要性や、責任の大きさも指摘した。また、士会(事務局)では、役立つ情報の提供を通し、会員の人脈づくりにも貢献する役割を強調した。
参加者を代表して、松村泰幸さんへ、横山会長から免許証明書を手渡しした。代表者以外の約20人には、士会メンバーから一人ひとりへ、各席をまわり、手渡しした。
このあと、県土木部建築住宅課の白木雅大氏が、行政からのお知らせ事項を伝えた。士会の鷲田裕之会員委員長からは、入会を呼びかけた。
式後、代表の松村さんは、「背筋が伸びる思い。これからも品位を持ち、住みやすい暮らしを提案していきたい」と、力強く抱負を話した。