岐阜市は、2002年に閉店した柳ケ瀬地区の旧長崎屋が入居していたビル(日ノ出町)を撤去し、跡地を取得して「柳ケ瀬広場」に整備する見込みだ。このため22年度当初予算案に建物調査や測量費として2300万円を盛り込んだ。3月1日には都市計画審議会で承認を受けており、21年度内には都市計画決定する見通し。
1975年に建設されたビルは、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建て延べ約8100平方b。敷地面積は約1300平方b。老朽化が進み、長崎屋の閉店後は遊休不動産となっている。
市は建物調査や測量などを経て、跡地を取得する考え。
実現すれば、近接して建設が進む高島屋南地区第一種市街地再開発事業と合わせて、柳ケ瀬へ人の流れを呼び込む起爆剤としての効果が期待され、市が提唱するセンターゾーンのにぎわいを支える連携軸の一つとなる。
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建通新聞社