石川県土木部は、将来を見据えた道路構造物等の適切な維持管理を図るため、新年度も道路シェッドやトンネル、港湾施設などの土木施設、橋りょうの長寿命化補修を講じていく。新年度当初予算には所要の経費として総額36億円余を盛り込んだ。
計画では、県内一円における道路シェッド(風穴覆工〈白山市〉など12カ所)、トンネル(涌波トンネル〈金沢市〉など9カ所)、岸壁等港湾施設ほかの長寿命化補修、橋りょうの予防保全対策を施す。
なお、2022年度当初予算には土木施設の長寿命化補修経費として20億6291万6000円(うち21年度2月1次補正予算11億654万5000円)を計上し、橋りょうの長寿命化補修経費は債務負担行為を含め15億7407万7000円(同6億4800万円)となっている。