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建通新聞社(中部)
2022/03/15

【岐阜】新総合体育館の整備予定地決まる 各務原市

 各務原市新総合体育館建設基本構想・基本計画策定委員会(鈴木壯委員長)は3月9日に行われた第11回委員会で、新総合体育館の整備地を各務山の前町地内に決め、14日に公表した。今後は用地取得に向けた協議を進めつつ、2022年9月に基本計画をまとめる。各務原市 新総合体育館の整備イメージ
 整備予定地の敷地面積は約6万4000平方b。現状は水田、畑など。周辺には弓道場や各務原スポーツ広場があり、市は一帯を総合運動防災公園として整備する方針だ。体育館周辺には舗装広場や遊戯施設、芝生広場を整備し、敷地北・西・東側に駐車場を設ける。
 体育館の想定規模は2階建て延べ1万2876平方b。構造については現時点で未定としている。1階の西側に延べ3174平方bのメインアリーナを、東側にサブアリーナや武道場を設置する。2階には観覧席を設置し、外部からアプローチデッキで行き来ができるようにする。
 この他委員会では、事業手法としてPFI(BTO)方式やDBO方式などの民間活力を導入する方針を示した。今後はパブリックコメントや説明会を通じて市民からの意見を求め、方式を選定する。
 同事業は現総合体育館(那加太平町2ノ100)が老朽化や駐車場不足などの問題を抱えていることから移転・新築を計画しているもの。移転後の現体育館の活用については未定としている。
 基本計画の策定業務は中央コンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)が担当している。

提供:建通新聞社