大竹建機産業(名古屋市熱田区中田町5ノ23)は、本社建て替えの完了時期について、2023年2月をめどとすることを明らかにした。
同社は建て替えに伴い、土壌汚染調査を実施。基準値を超える汚染を確認したことを、3月7日付で名古屋市に報告している。3月中旬〜下旬に対策工事を行い、新築に備える考えだ。
新築する本社は3階建てで、延べ面積は500平方b弱を想定。旧本社の老朽化に加え、効率的な働き方ができるようなレイアウトに変更するため建て替えることを決めた。旧本社の規模は3階建て延べ1126平方b。
解体と新築は近藤組(刈谷市)が担当。すでに解体には着手している。大竹建機産業は現在、建て替えに伴って名古屋市北区に事務所を仮移転している。
土壌汚染調査では、基準値の1・1〜11倍に相当する「ヒ素およびその化合物」を確認した。汚染土壌を除去し、土を入れ替える形で対応する。
提供:建通新聞社