財務省中国財務局は、岡山市中区高屋にある旧岡山運輸支局庁舎跡地の活用について行ったサウンディング型市場調査の結果をまとめた。商業施設、研究施設、教育施設などの社会ニーズが高く、売却予定の隣接国有地(藤原鑓田24ノ1、8700平方b)と合わせた形で、分譲マンション+公園緑地+商業施設の複合施設やファミリー層向けマンション・分譲住宅を望む声が目立った。今後は調査結果や岡山市との議論を踏まえ利用方針案を作成、審議会を経て方針が決定すれば定期借地権を利用して民間へ貸し付ける。
調査対象の留保財産は国道250号から北へ入った中区高屋四反地28ノ1他で面積は9180平方b。周辺地域の活性化につながる民間主体の建設事業が期待されている。
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提供:建通新聞社」