富山県医師会(富山市蜷川、馬瀬大助会長)は、県医師会館新築工事について、5月9日の着工を目指し準備を進める。
建築計画によると、建設規模はRC造3階建て延べ2583・82平方メートル、建築面積971・64平方メートル。建物の高さは16・5メートル。現会館に近隣の同市黒崎字種田割30−1他(敷地面積4156・06平方メートル)に移転する。2023年5月31日の完成を予定している。
設計は富山県建築設計監理協同組合(担当=押田建築設計事務所)。
現会館は1981年8月に竣工。規模はS造陸屋根4階(一部5階)地下1階建て延べ3787・66平方メートル。09年に大規模補修、15年度にエレベーター耐震化を行ったが、建物構造と基礎部分の劣化が著しく、更新整備が課題となっていた。