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　ホリ乳業（金沢市袋畠町、堀初治社長）が同市専光寺町地内で計画している「本社・工場新築工事」の日本型コンストラクションマネジメント（ＪＣＭ）方式による発注説明会が１０日、いしかわ総合スポーツセンターで開かれ、ゼネコンや専門工事業者、メーカー関係者ら９５人が参加した。
　今回、希望Ｃ・Ｍ（本社／岐阜市）の大阪事務所（大阪市）がコンストラクションマネージャー（ＣＭＲ）として業務を代行。説明会ではまず、同社の小野木章社長が「発注者をサポートするＣＭ方式は全国で１５００件を超えている。オープンで公平、自由な競争として新しい風になる。すべての業者の皆さんに合理的な提案をして欲しい」と述べ、堀社長が「犀川の拡幅工事、施設や設備の老朽化から新工場を建設することにした。乳製品の安全安心、安定供給のため、力添えを頂きたい」とあいさつした。ＪＣＭ事業の説明に続き、工事概要、発注方式が紹介された。参加者から品質確保や安全対策、責任数量などに関する質疑があった。
　建設規模はＳ造２階建て延べ５２６２・７７平方メートル（付属棟含む）。場所は金沢外環状道路沿いの同市専光寺町ホ２２―１で敷地面積は１万４５９６・６５平方メートル。
　見積もり参加は１７日までにＦＡＸで申し込む。４月に設計図書・見積もり要領書が発送され、総合建設会社は５月１０日、専門工事業者は同６日に見積もり提出する。６月初旬に請負契約を行い、下旬に着工する。杭および鉄骨は作業を先行させ、１０月中旬から建て方開始の予定。完成は２０２３年３月末を予定。
　見積もり参加にあたっては、複数工種および工種内一部でも可能で、説明会に不参加の場合も見積もり参加できる。
　問い合わせは、同Ｃ・Ｍ大阪事務所（ＴＥＬ０６―６３６１―２５４５）まで。