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日刊建設タイムズ社
2022/03/11

【千葉】民間活力導入を検討/新クリーンセンター整備/32年度の供用開始目指す/市原市

 市原市は、老朽化が進む福増クリーンセンター第一工場および第二工場に代わる新施設の2032年度の供用開始に向け、22年度第2四半期までに一般廃棄物処理施設整備基本計画策定支援業務を委託する。委託方法については、プロポーザルや一般競争入札を検討中。委託期間末および基本計画策定時期は、24年度末の予定。事業手法については民間活力の導入を検討。基本計画策定後、事業者選定手続きに3年、設計・建設に4年を見込んでいる。建設地については、基本計画段階で検討する。
 22年度当初予算案で、一般廃棄物処理施設整備基本計画策定事業として総額3800万円の3か年継続費を設定。年割額は、22年度430万円、23年度2270万円、24年度1100万円。
 福増クリーンセンターは、福増124―2の敷地面積約4・84haにある。
 第一工場の焼却処理施設は、1984年6月の稼働開始。建屋はRC造4階建て、延べ床面積5289u。処理方式は、ストーカ式全連続燃焼式焼却炉。処理能力は300t/日(100t/日×3炉)。
 粗大ごみ処理施設は、86年4月の稼働開始。建屋はRC造2階建て、延べ床面積1227u。処理能力は回転式破砕機55t/5時間、切断機5t/5時間。
 第二工場の焼却処理施設は、94年10月の稼働開始。建屋はRC造4階建て、延べ床面積7074u。処理方式は、流動床式全連続燃焼式焼却炉。処理能力は220t/日(110t/日×2炉)。
 粗大ごみ処理施設は、96年4月の稼働開始。建屋はRC造2階建て、延べ床面積2902u。処理能力は、粗大ラインが回転式破砕機60t/5時間・切断機5t/5時間、また資源ラインが缶機械選別設備18t/5時間・ビン手選別設備30t/5時間。
 また、南西側にある余熱利用施設「憩の家」の取り扱いについても、基本計画策定段階で検討する。憩の家はRC造平屋、床面積849uで、浴室、和室、健康ルームで構成。駐車場は約60台。k_times_comをフォローしましょう
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