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指名プロポで県内数社に通知　近く現説
４月下旬提出、５月初旬プレゼン
　川上村は、2022年度から取り掛かる統合小学校の基本設計業務を、２月末に指名プロポーザル方式で県内数社の設計事業者に通知した。近く現地説明会を開き、４月下旬の提案書提出、５月初旬のヒアリング・プレゼンテーションの日程で進めていく。
　同事業は、川上第一小学校と川上第二小学校の２校を統合し、川上中学校の西側に新たな小学校施設を併設するというもの。計画地は川上村原４−６他（敷地面積２万8000�u）。昨年12月に建設検討員会の答申を受け、22年１月に「建設基本計画」を公表。建設コンセプトのほか施設・設備の基本的な方針などが示されていた。
　新たに整備する統合小学校は、普通教室７室、特別支援教室２室などを有する新校舎と、ステージとバスケットコート２面分のアリーナを備えた体育館１棟、グラウンド、敷地内に中学校利用者にも配慮した来客・職員用100台収容の駐車場で構成。新校舎は、地域の景観と中学校施設との統一感に配慮した外観と、川上村産カラマツや大桑村産ヒノキなど木のぬくもりがあふれる内部空間がイメージされている。また、プール施設は中学校の既存施設を改修し、共有施設として再整備する。
　今回の通知は非公表のため提案内容は不明だが、基本計画に示す工程では、22年度に開発造成設計と基本設計、23年度に実施設計・開発造成工事・通学路整備、24年度から２カ年で本体工事と外構工事を行い、25年度の開校の予定。

提供：新建新聞社