2023年度の着工で新庁舎の建設を計画する白川町は、配置計画を盛り込んだ庁舎建設基本計画案を公表した。「町民の安全を支え、人と環境にやさしい庁舎」を基本理念に、@防災拠点となる安全安心な庁舎A利用者にとって使いやすい庁舎B自然と調和した白川らしい庁舎を基本方針として設定した。
整備地は河岐地内の民有地約4700平方b。庁舎の想定規模は鉄筋コンクリート一部木造2階建て延べ約2900平方b。内装には地元産の木材を活用する。
建物の配置計画では、敷地北側に駐車場を整備する。県道62号に面する南側には、歩道と一体となった交流空間「白川テラス」の設置を検討する。
同事業は現庁舎(河岐715)が老朽化などの問題を抱えていることから移転・新設するもの。概算事業費は18億6000万円。
今後、基本設計を22年度内に、実施設計を23年度内にまとめる予定だ。工事は23年度内に着手し、25年度の供用開始を目指している。
基本計画・基本設計は石本建築設計事務所名古屋オフィス(名古屋市中区)が、オフィス環境整備支援業務はオカムラ名古屋支店(名古屋市中村区)が担当している。
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建通新聞社