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　金沢市は、金沢健康プラザ大手町の再整備に向けて、新年度も引き続き新施設に設置する新たな機能や運営のあり方について検討する。新型コロナウイルスの影響で、これまで思うように協議が進まず、細部の内容がまだ固まっていないため議論を継続する。
　同プラザは２００５年、市民の健康づくりを支援する拠点施設として大手町にオープン。建物は築５３年の東館（旧石川県医師会館）と築４０年の西館の２棟で構成する。全体の敷地面積は約１９８０平方メートルで、市のほか一部を市医師会が所有している。
　再整備では、老朽化した西館と新耐震基準を満たしていない東館を取り壊し、１棟の建物として整備する方針。現在地に２０メートルの高さ制限があるため、新たな建物は４階建てまでとし、延床面積は約３０００平方メートルを見込む。手狭な駐車スペースは、敷地のうち約８５０平方メートルを確保し、現在の１１台から３０台分に拡張する。
　基本計画はホージュ設計が担当した。当初予算には事業費１１０万円を計上している。