伊勢市は、上下水道部の新しい事務所を旧小俣浄化センターに整備する方針を明らかにした。2022年度は、同センターの建屋の解体に向けた調査・設計業務に着手し、23年に解体工事と新事務所の設計業務を並行して実施する。24〜25年に建設工事を行い、26年1月の供用開始を目指す。解体設計なども含む総事業費は約14億3000万円を想定している。
現在は、二見総合支所内と中須水道管理センターの2カ所で約100人の職員が業務を行っているが、業務の効率化や建物の老朽化などを理由に事務所を統合する。
建設地の旧小俣浄化センターの敷地面積は約6700平方b。鉄筋コンクリート造2階建て延べ110平方bの管理棟や汚泥処理棟、水処理棟、倉庫などの建屋が残っている。新しい事務所の規模は未定としているが職員約100人が常駐することになる。
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建通新聞社