建設新聞社
2022/03/07
【東北・秋田】建築は8.5億余で飛島建設/秋田大学理工学部総合研究棟の新営
秋田大学は、理工学部が使用する総合研究棟(情報教育系)を新営するため、3件分離で一般競争入札を実施。2日に開札し、WTO対象の建築工事は2落の8億5400万円で飛島建設、電気設備は1落の1億6000万円で本荘電気工業に決めた。機械設備は低入札で保留。
建築の飛島建設の評価値は15・843(標準点100点+加算点35・3点=135・3点)。このほかに鉄建、三井住友建設、大豊建設、沢木組が応札したが予定価格を超過。佐藤工業は辞退した。予定価格は8億5478万円だった。
電気設備の本荘電気工業の評価値は71・25(標準点100点+加算点14点=114点)。落札者のほか羽後電設工業が応札し、ユアテック、日本電設工業、石郷岡電気工業は予定価格超過。住友電設は辞退した。予定価格は1億7297万円。
施工地は秋田市手形学園町の手形キャンパス内。理工学部2号館の南側に建設し、同学部1号館と渡り廊下で接続する。
新営の総合研究棟はRC造4階建て、延べ約4280平方bで、情報系の研究室を配置するほか大学職員の事務室も設ける。
今回の工事では、渡り廊下(S造2階建て、2階のみ接続、延べ約50平方b)の新営と、理工学部1号館(RC造4階建て、渡り廊下接続部約90平方b)の改修、周辺外構整備も併せて行う。
工期は2023年3月31日まで。建築設計は伊藤喜三郎建築研究所、設備設計は総合設備計画が担当した。
提供:建設新聞社