徳島県は「鳴門総合運動公園野球場(オロナミンC球場)整備基本計画(案)」を策定した。コンセプトは『県民、誰もが安心、快適に利用でき、夢と希望あふれる球場』。内野スタンド改築により球場利用が長期間休止となるため、利用者の意見を聞きながら今後、着工時期や効率的な施工計画を検討する。
基本計画案によると、現球場の内野スタンドを「全面改築」し、外野スタンドと照明設備を「最大限活用」する。
新球場は収容人数約2万人(内野約1万4000人、外野約6000人)。内野スタンド全面改築の費用は概算で39億4400万円。今後の課題として内野スタンド改築に伴う利用制限、スコアボードへの大型映像装置機能付与、駐車場の課題への対応が必要とした。
現球場(鳴門市撫養町)は建設から48年が経過。収容人数は約1万6500人。内野スタンドが鉄筋コンクリート造2階建て延べ4949平方b(約1万0500人収容)、外野は芝生スタンドで3680平方b(約6000人収容)。
提供:建通新聞社