国土交通省は4日、2022年度に着手する高速道路暫定2車線区間の4車線化候補として、東海北陸自動車道の福光IC〜南砺SICを含む7カ所約43キロを選定した。
福光IC〜南砺SIC区間は延長約4・6キロで、事業費80億円。整備には財政投融資を活用する。今後、予算成立後の事業許可に向けて、必要な手続きを進めていく。
県内では付加車線設置を含め約32・4キロで事業化。今回の選定区間が許可されれば、県内すべてが事業化されることになる。新田八朗知事は「事業中区間の整備促進、飛騨トンネルの着手に向け、国などに働きかけていく」とのコメントを発表し、早期全線4車線化を目指す考えを示した。