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　上越市ガス水道局は、灰塚９２０「城山浄水場大規模改修事業」（ＤＢ方式）を総合評価落札方式の制限付き一般競争で開札し、５０億５６８０万３０００円で水ｉｎｇエンジニアリング・田中産業ＪＶに落札した。決定は３日付。
　入札には同ＪＶのみ参加。１月２１日まで入札書および提案書を受け付けていた。
　選定では提案の内容や金額を踏まえ、学識経験者などで構成される選定委員会が総合的に判断した。同ＪＶの提案は、運転への影響が最小限となる配慮が随所に盛り込まれていることや、浄水場全停止の期間と回数を必要最低限にする施工計画、浄水工程において新たな設備を導入することによる性能向上や機能追加などが評価された。下旬にも契約を締結する。
　業務内容は設計業務が測量調査、埋設物調査、基本・詳細設計など、建設業務が土木・建築・機械設備・電気設備の各種工事と現場管理など。改修対象は、自家発電設備、脱水機設備、場外設備を除く機械・電気設備と施設躯体。処理方式は従来と同様の高速凝集沈澱＋自然平衡型急速ろ過方式とし、処理能力は現在の水需要に合わせ、５万１０００立方メートル／日から４万立方メートル／日とする。予定価格は５９億４９１８万円だった。
　更新計画策定と発注支援業務はＮＪＳ、基本設計および業務要求水準書の素案作成は中央設計技術研究所が担当。