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　中部電力（名古屋市東区）と佐合木材（美濃加茂市）三菱ＨＣキャピタル（東京都千代田区）が出資する合同会社「美濃加茂バイオマス発電所」は３月１日、美濃加茂市蜂屋町で行う同発電所の建設工事に着手した。２０２３年10月から運転を開始する予定だ。
　新設する「美濃加茂バイオマス発電所」の発電出力は７１００�`�h。想定年間発電電力量は約５０００万�`�h時で、一般家庭の約１万６０００世帯分に相当する。燃料には、岐阜県産の未利用間伐材などを使う。発電電力は中部電力パワーグリッドに全量を売電する。
　施工は中部プラントサービス（名古屋市熱田区）・三菱パワーインダストリー（横浜市中区）ＪＶが担当する。
　建設地は、美濃加茂市蜂屋町下蜂屋伊瀬入会字粟地37ノ27の市有地約１万３５００平方�b。
　この事業は、美濃加茂市が市有地の有効活用に向けて募集した民間事業者に19年８月、バイオマス発電所を提案した佐合木材を代表とするプロジェクトチームが選ばれ、合同会社を設立して準備を進めてきた。

提供：建通新聞社