可児市は、2024年4月の一部分譲開始を目指して整備を進めている可児御嵩インターチェンジ工業団地の第1工区造成工事を22年4月にも発注する。工期は約2年。6月議会での承認後、着工する予定だ。市は22年度当初予算案に、造成工事費5億9700万円などを盛り込んだ関連費10億2591万円を計上した。
同工業団地は、雇用の場の創出と地域経済活性化を目的に、東海環状自動車道可児御嵩インターチェンジに隣接した工業団地の整備を進めているもの。全体の敷地面積は約17万1000平方b。事業費は約50億円。
造成を行う第1工区の敷地面積は11万6844平方b。工業用地3区画(計7万7000平方b)のほか、調整池や緑地、区域内道路を整備する。
市では造成工事と並行して、第1工区の進出業者の募集を22年夏に行う予定だ。現在、分譲価格や条件などの募集要項をまとめている。
第2工区は23年に造成工事に着手し、25年4月の分譲開始を予定している。敷地面積は約5万5000平方b。工業用地は2区画(計4万8000平方b)を整備する。 基本設計はテイコク(岐阜市)が、詳細設計は玉野総合コンサルタント可茂事務所(可児市)が担当した。
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建通新聞社