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　美馬市は、郡里廃寺跡（美馬町銀杏木）を史跡公園として整備するため、２０２２年度当初予算案に新規事業化に向けた委託料１１６０万円の他、23年度までの債務負担行為限度額３７９万円を設定した。22〜23年度に基本設計と実施設計を進める。
　郡里廃寺跡は県内最古の寺院跡として１９７６年に国史跡に指定された。合併前の美馬町時代から発掘調査を進めてきた結果、塔跡、金堂跡や寺域などが判明している。
　市は国指定の範囲約２万４７７８平方�bを史跡公園として保存活用する。芝生を張り、遊歩道などを整備する方針。計画では23年秋に工事着手し、25年度内の完成を目指す。基本計画策定支援業務はイビソク徳島営業所（徳島市）が担当。
提供：建通新聞社