南越前町は2日、2022年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度比6・55%減の82億2964万8000円。特別、企業両会計を合わせた総額で見ると、同3・85%減の125億6866万4000円。
新規では、国道305号から南条スマートICへの連絡経路を新設する「鯖波大橋整備事業」に1772万1000円を計上。新年度に概略設計を行い、24年度の着工、30年度の完成を目指す。
また、今庄365スキー場のある鉢伏山について、豊かな自然環境資源を最大限に活用し、新たな価値を創造するための整備基本構想を策定する「鉢伏山コンサルティング事業」に1096万5000円を盛った。
その他の主な事業は次の通り((新)は新規)。
▽道路メンテナンス 1億403万7000円
▽町道消雪施設整備 1億1683万円
▽(新)上平吹橋水道添架 2779万3000円
▽(新)町営住宅整備 3947万2000円
▽水道遠方監視システム更新 4000万円
▽今泉配水区管路更新 8042万3000円
▽花はす公園リニューアル 4594万1000円
▽(新)レインボーパーク南条周辺整備 1718万2000円
▽河野北前船主通り魅力向上ブランド発信 4426万3000円 トイレ改築など
▽(新)観光農園整備 1億5726万5000円 JAによる整備費の一部を助成
▽北陸新幹線建設農業用施設機能補償 1億365万5000円
▽水産物供給基盤機能保全 5050万円
▽(新)南条地区公民館耐震改修 567万円 実施設計
▽史跡杣山城跡整備 4487万3000円
▽集会所整備 3520万8000円 金粕、上野
▽(新)公共施設適正管理における解体 4330万9000円