トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2022/03/03

【鳥取】実施設計単価が一部改定/新労務単価と合わせて/10日以降の公告分から

 県土整備部は「土木工事実施設計単価」を一部改定(3月単価)した。前倒し適用する22年度の「公共工事設計労務単価」と合わせ、10日以降の調達公告から運用する。
 今回の一部改定は、一般財団法人建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価と、「建設物価(3月号)」をもとに見直した。燃料類と塗料類などが上昇する。
 労務単価は全職種平均で21年度比2・8%の引き上げ。特殊作業員は1000円上昇(5・4%)、塗装工も1000円上昇(4・6%)し、交通誘導員Aは600円上昇(4・3%)した。
 また、業務関係の技術者単価は、単純平均で前年度比3・2%増の4万2195円。測量主任技師や測量技師、地質調査技師などは5・0%を超える伸び率になった。
 同部では、労務単価と技術者単価については特例措置を適用する。旧単価で積算し3月1日以降に契約したものは変更契約に応じる。
 主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率
▼鋼板厚板販売=1d当たり1万円上昇(7・4%)▼軽油小型ローリーパト給=1g当たり8円上昇(6・0%)▼軽油船舶用小型ローリー=10g当たり80円上昇(9・1%)▼重油Aローリー=10g当たり80円上昇(10・5%)▼灯油業務用小型ローリー=1g当たり5円上昇(5・5%)▼ガソリンレギュラースタンド=1g当たり7円上昇(4・9%)▼塗料用シンナー=1g当たり30円上昇(22・2%)▼塩化ゴム系塗料各種=1`当たり80円〜160円上昇(9・8%〜11・6%)▼塩化ゴム系塗料用シンナー=1g当たり65円上昇(20・3%)

日刊建設工業新聞