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　羽曳野市は、本庁舎建て替え整備の基本構想・計画策定などを含む２０２２年度当初予算案を発表した。投資的経費は25億４１８７万円（対前年度当初比７・２％減）。建設関連の主な事業として、学校給食センター整備、はびきの埴生学園第２体育館整備、旧高鷲北幼稚園跡地活用などが盛り込まれた。
　本庁舎建て替え整備事業の基本構想・計画策定費には７２６万円を充てる。耐震性能や老朽化などの課題を持つ本館の建て替えに向けスタートを切る。学校給食センター整備事業には４９４万円を充て、新築移転整備に向けた基本計画を策定する。また、河原城中学校の大規模改修工事には基本・実施設計費として２３９１万円を盛り込んだ。
　工事関連は１億００２８万円を計上し、はびきの埴生学園第２体育館の非構造部材耐震化工事を実施する。旧高鷲北幼稚園跡地にボール遊び用の広場整備を進めるのに当たり、22年度は実施設計費として７７４万円を計上。工事費としては９２７２万円、23年度までの債務負担行為の限度額３９７３万円を設定した。
　一般会計は４２９億６９１０万円（対前年度当初比３・３％増）、水道事業会計44億４５７６万円（同３％減）、下水道事業会計65億２２６２万円（同１・７％減）、全会計の総額は８２４億２７１８万円（同２・８％増）となる。

提供：建通新聞社