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　恵那市は、２０２２年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度当初比１％増の２６３億円だった。このうち普通建設事業費は三郷小学校改修などが含まれるため同10％増の28億１５３９万円となっている。
　特別会計は同３・１％増の１２４億２５００万円、企業会計は同１・１％増の93億６５４０万円、総額は同１・６％増の４８０億９０４０万円だった。
　総務費では、公共施設整備基金積立金に２億４１９０万円、飯地コミュニティセンター大規模改修工事に１億０８２５万円、交通安全対策施設整備事業（市場東山線歩道整備やこども園キッズゾーン整備）に３８１２万円、地籍調査（継続８地区と新規２地区）に９６７６万円を充てる。
　民生費では、高齢者福祉施設大規模改修事業（介護福祉老人施設ひまわり、山岡デイサービスセンターゆとり、山岡ショートステイほのぼの荘）に２億０３３９万円を付けた。
　衛生費では、恵那市健康プラザ大規模改修（外壁や電気設備）に３７３９万円を充てた。
　農林水産業費では、灌漑配水施設整備やため池整備など農業基盤整備事業費の工事に１７００万円、負担金補助と交付金に８０５３万円を盛り込んだ。この他、林道補修工事に１６００万円、林業基盤整備事業費（橋梁点検、大鋸場４号橋補修、寺洞線改良、三森山線改良、地蔵平地区流路工など）に工事費として４４００万円を付けた。
　土木費では、道路維持管理事業費で２億７８６０万円、道路整備事業費（槇ケ根折坂線他１路線道路整備や飯地中野方線道路改良整備事業の橋梁上部工など）で５億１４５０万円、河川整備に５５６０万円、都市公園改修事業（中央公園など）に１億７０００万円、市営住宅改修に４２７０万円を付けた。
　消防費では、非常備消防施設整備事業費でコミュニティ消防センター改修に３８７７万円、消防水利整備事業費で防火水槽修繕などの工事に１５６０万円を充てた。
　教育費では、小学校施設改修事業費で三郷小学校改修に２億５５５９万円、東野小学校体育館改修設計に９８５万円、文化財の調査保存活用事業費で工事に４２９０万円、美術館の外壁改修に２７５６万円を充てた。

提供：建通新聞社